[2003.07.18]
  地より言より


 ▼オンライン・コミュニティーで『ハリー・ポッター』最新作をいちはやく翻訳(WIRED NEWS)
  http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20030716203.html


 放送されたTV番組をエンコードしてサーバーに置いておくと,2日後には英語字幕が付いたファイルができている。その2日後には仏語字幕も付いている(MKVならより簡便に他言語化が進む。地域よりも言葉よりも,ファイルは広がっていく。

quote:独国ではハリー・ポッターシリーズを独自に翻訳するオンライン・コミュニティが結成されている。参加者は5000人近くいる。出版社からの依頼で,翻訳物を手に入れられるのはコミュニティの参加者だけだが,肝心なのは翻訳を出版することではない。人々がこのプロジェクトに参加することだ。

 とはいえ,せっかくの制作物が日の目をみないということはほとんどない。ドイツ人の間でこの翻訳ファイルが広まるのを止めることはできない。よく目にするのは,洋画の動画ファイルに日本語字幕が入っているものや,逆に日本のアニメ番組などに英語字幕を入れた動画ファイルだ。特に洋画の場合は,劇場でハンディカムで録画したものに日本語字幕をのせて流通することもあるので,米国での封切りと同時に日本語字幕付きでみられることもあったりする。

 もともと国家的な制限や言語的な制限がなくて当たり前なのがネットワークであるのだから,権利取得・翻訳・印刷などに数ヶ月から1年近く待たされるのなど,一言で云えばアホな時間なのである。素人が数日でできることをプロが数ヶ月もかかっていたら,けなされて当然。出版社同士もネットワークでつながり,配給会社同士もネットワークでつながっているのなら,利点は活用できるはずであり,活用しないようなら素人に負けて当然。文句を云うのも筋違いである。うだうだしているのなら,もう存在自体いらない。


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